なお、この問題については、キヤノンが2月28日に公表しており、Windows Vistaのエクスプローラや Windows フォトギャラリーを使用して、RAW画像データを回転、または画像のプロパティを編集すると、オリジナルの画像データが消失し、消失した画像は復旧することができないとして、同社製の画像閲覧・編集ソフトウエア「ZoomBrowser EX」の使用を推奨していました。
【ソニー】 ソニーは、Windows Vista 32bit版に対応する「Sony RAW Driver」を公開しました。
今回公開された「Sony RAW Driver」をインストールすることで、同社のデジタルカメラ DSC-F828、DSC-R1、DSC-V3 で撮影した RAWデータ(拡張子 ARW/SR2/SRFのデータ)を、JPEG/TIFFファイルと同様に、Windows Vista のエクスプローラやフォトギャラリー上でRAWデータを表示できるようになります。
また、DSC-R1に付属するソフトウェア「Image Data Converter SR Ver.1.0」のアップデートプログラムも同時に公開。
このアップデートプログラムを利用することで、DSC-R1で撮影した TIFFファイルを Windows Vista のエクスプローラやフォトギャラリー上で表示できるようになる他、次の通り、いくつかの不具合を改善することができます。
撮影した SR2/TIFF形式のファイルが特定のデータパターンを持つ場合、Image Data Converter SR で開かなくなる不具合を修正
今回公開された最新バージョンに更新することで、32bit版の Windows Vista に対応することができます。
「画像真正性検証ソフトウェア」は、ニコンのデジタル一眼レフカメラ D2Xs/D2X/D2Hs/D200 で撮影した画像を対象に、撮影後の編集などの不正な改ざんが行われていないかどうかを確認することができる Windows用のソフトウェアで、価格はオープンプライス。対応するOSは Windows Vista 32bit版/XP/Pro/2000 Pro です。